【剣盾シーズン14】火力フルマックス!【最終85位】
【結果】
レート2000越えの記事と思って読み進めていた時、終わり際に最終1800と分かり時間を盗られたと感じたことがあるのでまずは結果から。
TN: はと。
勝敗: 148勝95敗
最終順位: 85位
最終レート: 2051
サブロムなんてものは持ってないので一ロム特攻です。
【構築経緯】
ゆっくり実況者のスーさんが動画で使っていた「ジャポの実コータス」を採用。
型がアタッカーに寄せたものであったため、初手ダイマをベースとした対面構築にすることが決定。
詰め要員として非ダイマ下で対面最強な2匹を採用。
一周回って初手ダイマ型が刺さっていると判断してぶち込んだ。
・カイリューが物理なのでバランスを考えて特殊アタッカーが欲しい
・アタッカーコータスを使うならトリル要員も入れたい
これを満たしつつ汎用性を保てるポリゴン2を採用。
・電気の一貫切り
・構築をサイクル/展開系に見せる
・初手ダイマしてもそこそこやれる
これらを評価してカバルドンを添える。
完成!!!!!
【コンセプト】
・初手ダイマと非初手ダイマの二つのルートを用意する。
・交代ボタンを破壊する(基本交代しない)
・一試合10分でけりをつける
【個体解説】
1, カイリュー
特性: マルチスケイル
持ち物: 命の珠
技構成: 空を飛ぶ, 馬鹿力, 雷パンチ, 冷凍パンチ
数値: 167(4)-204(252↑)-115-×-120-132(252)
初手ダイマとしては一般的な型。
特性は、スカーフレヒレの冷凍ビームやウーラオスの冷凍パンチを意識して「マルチスケイル」で採用した。命の珠とアンチシナジーなように見えるが、上から飛んでくる4倍弱点を軽減できるのは非常に偉かった。精神力でないせいで負けた試合よりもマルチスケイルで勝った試合の方が多かったので正解だったように思う。
今期はこいつへの対策が薄れており、多くの3タテ劇場を見せてくれた。
2, コータス
特性: 日照り
持ち物: ジャポの実
技構成: ウェザボ, ソラビ, 放射, 欠伸
数値: 175(236)-×-163(20)-150(252↑)-90-40
ジャポの実の効果は、「物理攻撃を受けると相手の最大HPを1/8削る」という効果で、ゴツゴツメットとの差別化は、地震や火炎ボールなどの非接触技でも発動できるところにある。この型の強いところは悪/水ウーラオスの双方に突っ張らせつつ勝つことができる点であると考えている。(以下ダメ計)
意地鉢巻ウーラオスの暗黒強打…126〜148ダメージ(確定耐え)
悪ウーラ...ジャポ+晴れウェザボの最小ダメが181(確定一発)
水ウーラ...ジャポ+ソラビの最小ダメが191(確定一発)
悪水両方のウーラオスに勝てることを売りに採用したが、環境的にサンダーがキツく、順位を上げるごとに選出率は下がっていった。それでも今期最終二桁を決める試合で選出してあげられたので満足はしている。
3,カバルドン
特性: 砂起こし
持ち物: 弱点保険
技構成: 地震, 氷の牙, 雷の牙, ヘビーボンバー
数値: 183-165(140↑)-138-×-120(220)-86(148)
調整意図:
A…11n
D…ラプラス意識
S…一位取ったラプミミノラゴンのラプラス抜き
まさかのADSカバルドン。
元々達人の帯で採用していたが、並び単位でラプミミノラゴンがめんどくさいことに気がついたので、そこにだけ勝てるカバルドンを作り出した。
技構成は、ラプラスと殴り合うための『地震』『雷の牙』、一応ある程度の汎用性を保つためにサンダーをはじめとした諸々への打点として『氷の牙』、構築単位でフェアリータイプへの打点がないので『ヘビーボンバー』の4つ。
ラプミミノラゴンのラプラスに殴り勝つことしか考えていないため調整がとてつもないことになってしまった。
相手の初動がダイストリームの場合、ダイサンダー+A+2フィールドダイサンダーで確定で飛ぶ。
初動が巨大旋律の場合、素で受けるセンリツ+D+1で受けるストリームまで堪えるので、ダイサンダー→ダイアース→ダイサンダーと選択する。この場合、落ちるかどうかは乱数だが、ターンを多く消費することで後々できるウーラオスウオノラゴン対面で壁が残りづらくなる。
なんにせよ、ラプミミノラゴンに対して出して、ダイサンダーから入ってなんやかんやする。
採用して1週間ほど使ったが、ラプミミノラゴンとは当たらなかった。それでも最終日一回だけ出したら2ターンで試合を終わらせてきた仕事人。一応その時は弱保とS振りが生きて勝ってるので努力値自体は正解だったと思う。
4, ポリゴン2
特性: ダウンロード
持ち物: 進化の輝石
技構成: 10万, 冷凍ビーム, 思念の頭突き, トリル
数値: 184(188)-100-110-165(196↑)-131(124)-72
所謂いやよポリ2 。ボックスの中のHCベースのポリ2 がこれしかいなかったのでこれを使っていた。調整先のキリキザンがもう環境にいないので調整意図なんてものはない。
技は、通りの良い『冷凍ビーム』、レヒレカグヤを破壊する『10万ボルト』、ダイナックルを打ってくるエースバーンやウツロイドへのメタとして『思念の頭突き』、ダイウォール媒体となりつつ相手のダイジェッターへの切り返しとなれる『トリックルーム』をそれぞれ採用した。
「自己再生」が欲しい場面は鬼のようにあるが、そんなことよりもトリル切り返しできて良かった場面の方が多いのでこれでよかったと感じている。(自己再生TODなんてしたらコンセプトの10分でけりをつけるに背いてしまうというのもあった)
採用当初の予定通り初手ダイマしても強く、トリックルームによる切り返しをしても強かった。
5, ウーラオス
特性: 不可視の拳
持ち物: 気合の襷
技構成: 水流連打, インファ, アクジェ, 毒突き
数値: 175-182(252)-120-×-91(4)-163(252↑)
強い襷ポケモンといえばウーラオスなので採用した。何も考えずにぶち込んでいるので型は基本的な型。
悪ではなく水なのは、非ダイマ要員が全体的にドサイドンに無力なためというのと、1ロムしか持っておらず、悪の個体がいなかったため。
コータスが晴らすわ、ダイマ要員がダイアイスで霰降らすわ、カバルドンが砂撒くわするなかで本当によく頑張ってくれた。
6, ミミッキュ
特性: 化けの皮
持ち物: タラプの実
技構成: じゃれ, ゴスダ, 影, 剣舞
数値: 159(228)-156(252↑)-102(12)-×-126(4)-118(12)
調整意図
HB...陽気水ウーラオスの水流連打+アクジェの最大ダメが160(=大体耐える)
A...水ウーラオスへのじゃれかげの乱数意識で特化
D,S...余り
元々はアッキの実で採用していたが、対物理アタッカーはコータスやウーラオスに任せておけばいいという結論に至ったのでタラプの実を持たせた。これにより、特化珠サンダーのダイジェットや臆病レヒレの雨ダイストリームなどを耐えられるようになった。
技構成は、『じゃれつく』『影打ち』『剣舞』までは確定とし、残り一枠に『ゴーストダイブ』を選択した。今回は初手ダイマという構築である以上、相手のダイマターンを枯らすことを意識してこのようにしたが、ドレインパンチが欲しいと感じた事はほぼなかったので正解だったように感じる。
剣舞珠型以外のミミッキュは初めて使ったが、やはりミミッキュというだけのことはあり、とてつもない活躍をしてくれた。
【選出】
①初手ダイマルート
(++から1匹)+
(++から2匹)
その名の通り初手からダイマックスを切って全部破壊する選出。個別紹介にも書いたが、ポリゴン2は裏において切り返しの駒として扱うことも多く、(++)のような初手ダイマルートも使っていた。
②初手非ダイマルート
++(+から1匹)
これもその名の通り初手にダイマックスを切らずに行う選出。理論上はポリゴン2の枠にはカイリュー、カバルドンも入ってくるが、初手にコータスから入るとポリゴン2でダイマックスを切るのが安定していたのでこの選出が多かった。
なんならコータスにダイマックスを切って相手をびっくりさせる戦術もしていた。
選出率は、
>>>>>
といった感じだと思う。
【きついの】
こんな感じの詰ませる系統のには誰も勝てないため、選出されないことを願う。
起点作成系
出鼻を挫かれると大変なことが起こるのでキツい。選出画面で起点系だと分かりづらくなってるのがタチが悪い
他にもいることにはいるが、総括すると絡め手でわちゃわちゃしてくるのが苦手気味だった。
【最後に】
自身最高レート&最高順位を達成できて当方満足しております。前回2000を達成した時もコータスがいたのでもしかしたら私はコータスがいないと勝てないのかも知れないですね。
パーティにいるのがジャポコータスに弱保カバルドン、思念ポリ2 にタラプミミッキュと、ほとんどの人が知らないポケモンを使えたのも楽しかったです。
竜王戦ルールは勝てる気がしないしコータスも連れて行けそうになさそうだしで上位に行けるビジョンが全く見えませんがそこそこに頑張ろうと思います。それでは。
お叱りの言葉等ございましたら
@poke_hatopoppo
にお送りください。反省します。
PS: 竜王戦ルールが終わって、冠環境が戻ってきてしまうとのことなので、使いたい人いるか知りませんが、レンタル作っときました。もしよければ使ってみてください。見た目よりは強いです。
コード: 0000 0008 C379 3X